今日は息子と夫と3人で近くの大きな広場へ。広場と言っても人工的なものではなく、遺跡の跡で緑がたくさんあって、遊具などもなく広々としたところ。
今日は曇り空で涼しいからとでかけたら、雷がなりだすとすぐに大粒の雨に降られました。
それでも息子は帰りたがらず、雨にぬれたまま走り回り、ずぶぬれになったので木陰で一休み。
大きな樹はたくさん枝を張って、葉っぱが何十にも重なり合ってまるで守ってくれるかのように堂々とたっています。本当に力強く、何年もの時をここで見張ってきたんだなあと感じました。
ふと見上げると、その太い枝のいたるところにせみの抜け殻がついていました。セミたちも一番いい樹を選んで羽ばたき、短い夏の命をまっとうするのですね。樹のそばにいて夏を思い、雨をしのいでくれるその優しい緑に心癒されました。
昨日、あるところで「樹」について話を聞く機会がありました。樹がいかに人間に優しいか、いかに人間がその優しい樹を傷つけてしまっているか…。ある森に行けばその森にいるだけで今問題になっているアレルギーに対する免疫力が付く場所があると言います。人間の身勝手でどんどん違う方向に進んでいるのに、まだ樹や自然は人間に優しくいてくれるのだと思うと、本当に大切にしなければ、何かとてつもないことが起きてしまうなと直感的に感じました。
自然に感謝。自然と共に人も守ってもらっていることを分かったほうがいいですね。
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